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あなたの肌にあった石けんの選び方は ?
例えばひとくちに「乾燥肌」といっても、原因や症状によって、おすすめできる石けんは違います。
当店(実店舗)にご来店いただいた沢山のお客様の状況から、お肌の状態に合わせた最適な石けんをご案内しています。
詳しくは、「あなたの肌タイプは?」をご参照ください。
あなたの肌にあった手作り化粧石けんが見つかりますように・・・
石けん生活のご提案
「 石けんは大地からの贈り物 」と言えるほどすばらしい特長があります。
また、冷製法で作られる手作り石けんにはそれ以上に、材料のオイルやハーブの成分を生かす、すばらしさがあります。
なぜいま手作りで、なおかつ固形石けんなのでしょうか?
それには、いくつかの理由があります。
石けんは防腐剤がいらない唯一の洗浄物。
石けんをつくるときに必要な苛性ソーダ(正式名:水酸化ナトリウム)水は、非常に強いアルカリ性の液性です。油はすべて酸性ですので、これらを一緒に混ぜると化学反応をおこし石けんになります。
出来立ての石けんの液性pH(ペーハー)は強アルカリで、約40〜60日をかけて少しずつマイルドになり、石けんの中の水分も少しずつ少なくなっていきます。
そしてその後も、一定の弱アルカリ性が保たれていますので、石けんに雑菌が住みつくことができません。すなわち、腐らない、防腐剤がいらない、ということになります。
防腐剤は、人の肌についても、体に入っても多大なる悪影響を及ぼします。何故ならば、防腐剤とは殺菌剤ですから善い菌も悪い菌も殺してしまいます。
人の肌や腸内は、菌によってコントロールされています。
肌には常在菌と呼ばれる菌がいて、免疫機能を刺激したり、有害な細菌の侵入を防いでくれています。そしてこれらの常在菌は、皮脂をエサにして脂肪酸を作り出したり、肌を弱酸性に保ったりしているのです。
つまり、常在菌が肌の表面に弱酸性の皮脂膜(バリア)を作り、有害な菌の侵入を防ぐという重要な働きをしてくれているのです。
その常在菌が防腐剤によって痛めつけられたり、殺されてしまったら、弱酸性の皮脂膜を形成することもできなくなり、肌は細菌の進入から自らを守れなくなってしまいます。
肌をいつまでもトラブルから距離をおき、健やかな肌でいるためにも、ぜひ石けんをおすすめします。
石けんは洗い流すことで洗浄力がなくなる。
そんなこと当たり前でしょう?と 思いますか?
石けんの洗浄のしくみは、pH(ペーハー)によってコントロールされています。石けんは肌についたときは、弱アルカリ性で肌の弱酸性と一緒になって汚れをきれいに落としてくれます。
肌の汚れをきちんと落としてくれるのは、石けんだけです。酸性の汚れをどんどん落とし、お湯で流されることで、肌の上にある石けんの洗浄成分は、弱アルカリから中性へと傾いていきます。これにより、「洗浄は終わった」のです。
その後お風呂から出て、汗をかくことで皮脂の分泌があると常在菌がそれを食べて肌を弱酸性にしてくれるのです。
いったん中性や弱酸性になってしまった肌の上の石けん成分は、肌の天然の保湿成分に変わり、2度と弱アルカリ、つまり洗浄成分には戻りません。これが石けんが安全な洗浄物である理由です。
いつまでも健やかで、やわらかく弾力のある肌でいるためにも、石けんをおすすめします。
石けんは材料の良さを残せる。
ホームメイドの手作り石けんの最大のメリットは、「 石けんの中に肌の保湿のための過剰油脂 」を残せることです。
手作り石けんは、オリーブオイル等の油脂と、アルカリである苛性ソーダ水を混ぜ合わせて作るのですが、その製造過程で苛性ソーダ水の量を少し減らして鹸化率を下げる方法により、石けんの中に油分(過剰油脂)をそのまま残すという作り方をします。
それゆえに、いろいろなオイルやハーブの良い性質を手作り石けんに取り入れることが可能になってきます。
アロマテラピーでオイルマッサージに使うキャリアオイルと石けんの過剰油脂は、同じ考え方からきているのではないでしょうか。